毎日の料理を作るキッチンは、健康のためにも常に清潔で安全な状態に保つ必要があります。
キッチンを安全に保つには、設備を定期的に点検することが重要です。
キッチンは油汚れが多く、毎日手入れをしても汚れが蓄積することがあります。
忙しくて手入れを放置していると、排水溝が詰まるなどのトラブルが生じます。
レンジフードや調理機器は電気設備が多い場所なので、特に定期的な点検が必要になります。
定期的に点検してクリーニングや修理を行うことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
定期的な点検で問題がある箇所を見つけた場合は、専門会社に相談して速やかに対処してもらいます。
最初にチェックリストを作成し、確認した後に印をつけるようにすればチェックの漏れをなくすことができます。
キッチンの設備を点検する場合、まずはガス栓を閉めて電源は切っておきます。
キッチン本体はキズや汚れ、経年劣化をチェックします。
ガスコンロは劣化の状態と点火不良を確認し、レンジフードは作動不良がないかを確認しておきます。
ガス調理加熱器は、調理油過熱防止装置の動きも確かめます。
着火時にガス臭くないか、燃焼時に異臭がしないか確認します。
電気調理加熱機器も異臭がしないか、異常な煙が出ていないか調べます。
レンジフードは故障が多いので異常な音や振動、ファンの回転もチェックします。
水栓レバーは水漏れがないか細かく調べ、動きが重くないかもチェックします。
配管接続部からの漏水と排水ホースの損傷も調べます。
忘れがちな照明も、ランプの寿命と点灯不良をしっかりチェックします。
戸棚や引き出し、とび荒に変形がないかも確かめます。
カウンターやシンクに小さな欠けやひび割れがないかも調べます。
チェックリストの順に点検し、問題があれば修理や交換を行います。
キッチンの汚れは様々な掃除ツールや洗剤を使って自分で掃除することができますが、ガス調理加熱器や電気調理加熱機器に問題がある場合は専門家に相談して対処してもらいます。
