収納をリフォームする際の注意点!

生活に欠かせない収納を広くしたり、増やしたりとリフォームをするときにはいくつかの注意点があります。

リフォーム工事が終わってから気がつくこととして、たとえば洋服や本などいろいろなものをしまってみると、スペースが足りなかったというのは避けたいところです。

せっかくお金を出してリフォーム工事をしたのに、物が部屋に溢れてしまうのではやった意味が半減してしまいます。

それは、収納スペースに何を入れたいのか、正確に考えて計算していないと陥りがちな失敗です。

収納する物の形状には縦長もあれば横長あります。物の形状によって、収納に最適な幅や奥行きも変わってきますから、最初に収納したい物を把握することは重要です。

逆にスペースが広すぎるということも避けたいところです。奥行きがありすぎると、奥にあるものを取り出すのに、手間にあるものをどける手間が生じます。

手前に重いものを置いておくと、次第に奥にあるものを取り出そうという気持ちが消えて使わなくなります。

それでは、せっかくのリフォーム工事が使わないものを入れるためにやったようなものです。収納しやすさだけでなく、取り出しやすさも考慮しなければいけません。

あと湿気対策も考えなければいけません。梅雨や冬場などには結露が発生して、放っておくと洋服などにカビが生えます。ウォークインクローゼットに換気システムを導入したり、壁の断熱性を高めるといった工夫が必要です。

湿気対策として、空気が循環するようにオープン収納という方法もあります。

ただし、空気が入るということは、ホコリも入る事を意味しますから定期的に掃除をしないと、ホコリが積もったところにゴキブリやダニが住み着くリスクもあります。

あと、日本は地震が多いですから、扉がないことで揺れたときに中身が飛び出て家族が怪我をすることも考えなければいけません。

オープン収納を選ぶときには、その中身と掃除ができるかどうかを確認する必要があります。

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