リフォームを進める前の準備 -希望や要望を書き出す-

現状の住まいへの不満をリストアップする

リフォームをするときには、完成したときにどのような姿になるのかを具体的にイメージする必要があります。そのためにも、リフォーム準備として希望・要望をピックアップしなければいけません。家族ひとりひとりに聞き取りをして、出てきた答えをメモに書き出す作業をしていきます。

各部屋への希望をまとめよう

ここでは、実際にどういう工事をするのかということを決めるわけではありません。例えば部屋を和風にしたいとか、オール電化を導入したいなど思いつく限りの希望・要望を出していきます。それから、もし、今の生活に不満を感じているところがあれば、それも残らず出して書き出すようにしましょう。

具体的にイメージが出てこないならば、リフォーム工事の事例が掲載されているネットや業者のパンフレットを見てもらいましょう。言葉には出来なくても、こういうリフォーム工事は素敵だというならば、使われている写真を切り抜いたり、印刷して添付しておけばわかりやすいです。

優先順位をつける

そこから、優先順位をつけていきます。皆の希望・要望が叶えられたらいいのですが、予算には限りがありますので快適な居住性に得るために必要な部分や譲ることが出来ないこだわりがある部分は、絶対に工事をしておきたいからです。

このときに部屋ごとに要望・希望を分類しておくと、整理しやすくなります。もし、これからの子育てや仕事のやり方など家族のライフスタイルが問われるようであれば、話し合いをしてください。子どもはいずれ成長して独立しますし、夫婦は年をとって体が思うように動かなくなります。これから何十年も家で過ごすのであれば、そういった変化が起きることを考慮したリフォーム工事が必要です。

リフォームが実現できるかリ業者に確認

すべての希望・要望が出て優先順位もつけられたら、そこから実際に工事ができるのかを考えなければいけません。新しく取り付ける設備によっては予算がオーバーすることもあります。リフォーム業者も交えて、実現できるかを考えて、できることを諦めなければいけないことを区別していくことで具体的なリフォームの計画が練り上がります。

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