高齢者のためのお風呂リフォームのポイント!

高齢者のためにお風呂リフォームをする理由は、お風呂の中で転倒する恐れがあるからです。若い人が転倒するのと異なり、高齢者は怪我の治りが遅いため可能な限り転倒しないようにリフォームをしなければなりません。

場合によっては、そのまま寝たきりになってしまう可能性もありますので、後回しにせず早急なリフォームが必要になるでしょう。

リフォームの時のポイントの一つは、いかにして転倒をしないように工夫をするかになります。そこで考えられるもののひとつは、まず手すりをつけることです。

最近のお風呂は初めから手すりが付いているものもありますが、それだけでは足りない可能性があると考えておくべきです。そこで、可能な限り自宅にいる高齢者に話を聞き、どのあたりに手すりがあったら便利かを検討してみるのがよいと言えます。

手すりに関しては、費用はそこまでかかりませんので大規模なリフォーム工事になることはないでしょう。うまくやれば自分自身でも取り付けることは可能になりますが、ねじを固定する部分を間違えてしまうと、手すりにつかまったとたんに手すりが外れてしまう恐れがあります。

そうすると、逆にけがを誘発する恐れがあるため可能な限り業者にお願いをして確実にリフォームをした方がよいです。

次に、転倒の原因になるのは床になります。もともとお風呂の床は、滑りにくいような素材で出来ていることが多いです。

ただ、それは高齢者のために設計されているとは限りません。比較的若い人が転倒しないように設計されている可能性がありますので、実際に滑りにくいかどうかは高齢者に話を聞いてみるのがよいでしょう。

過去に転びそうになった経験がある場合や転倒したことがある場合には、床の素材を変える必要があります。滑りにくい素材といっても様々なものがありますが、水に濡れても滑りにくい素材のものが各業者から開発されています。

それをお風呂の床の部分に貼り付けることで、転倒の防止につながるわけです。

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