キッチンリフォームを検討するタイミングは?

こんにちは、江東区のリフォーム会社 双美堂の高橋です。
いつもお読みいただきありがとうございます。

今日はキッチンリフォームを検討するタイミングについて書きます。

洗面所や浴室と並ぶ水回りで毎日使うキッチンは、住宅の中でも比較的傷みやすく、経年劣化が早く目立ち始めるのが特徴です。
日々の使い方やお手入れにもよりますが、一般的には10年~20年が耐用年数の目安です。
耐用年数といっても、一斉に壊れたり使えなくなるのではなく、少しずつ劣化が表面化して不具合が増えていくイメージです。
一度劣化が見られた部分は、更に時間が経過することで徐々に劣化具合が進み、最終的には壊れてしまうでしょう。
不具合の発見から故障に至るまでの時間は様々ですが、既に購入当初の性能は損なわれているので、遅かれ早かれ交換が必要になります。
劣化や不具合の早期発見は、部品の交換や補修の切っ掛けになるので、定期的に点検するのは良いことです。

定期点検を欠かさないキッチンは、劣化が進行する前に補修が行われますから、リフォームを要するまでの期間が延びる傾向です。
逆に、点検が不定期だったり間隔が開いているケースだと、劣化に気がつかず見逃してしまう恐れがあります。
気がついた時にはかなり傷んでいて、補修するより買い替えた方が安く済むことさえあり得ます。
リフォーム検討のタイミングはいくつか存在しますが、1つは変色や汚れが目立ったり、汚れを落とすのに力が要る場合です。
変色は経年の証拠ですが、時間が経てば経つほど色が濃くなり、非常に目立って汚く見えます。
一方、汚れは水回りなので付着するのは仕方がありませんが、こびりつくような汚れが目に留まったら要注意です。
しかも落とすのに擦ったり力を入れる必要があるとなれば、それは表面がかなり傷んでおり、汚れが蓄積しやすく落としにくい状態です。
衛生的にもあまり好ましくないので、お手入れを辛く感じ始めたら、リフォームを検討する目安と考えて良いでしょう。
キッチンを騙し騙し使っている場合も、前向きにリフォームの検討を始めるべきです。
例えば、水が漏れて防水テープで塞いでいたり、レンジフードのファンから異音が聞こえるなどが挙げられます。
どちらも我慢すれば使える状態ですが、使用の度に不具合を強く意識したり、ストレスを感じるはずです。
このように、イライラしたり劣化の進行に不安を感じることも、リフォーム検討の目安の1つとなります。
住宅設備に対する不満は、長く使って初めて気がつくものもあるので、そういう不満が増えてきたらリフォーム時です。
毎日ほぼ欠かさず使用する設備ですから、不満を放置したままだと、不満が不満を呼んで苛立ちに繋がります。
長年使い続けていれば愛着も湧きますし、納得できなくても諦めている部分はあるでしょうが、しかしそう感じる時こそリフォームのチャンスです。
良いところも悪いところも分かると、次のキッチンに望む理想像が浮かび上がりますし、具体的な完成形を考えることができます。
加えて、リフォームには既存の設備を残せる余地があって、劣化していない部分についてはそのまま使える可能性があります。
一部でも残すことができれば、完全に愛着を捨てる必要はなくなりますし、リフォームを決めるハードルは低くなるでしょう。
勿論、真新しく上げるのも選択肢で、見た目を含めリセットしてこれまでの不満が解消可能です。
テレビ番組を見ているとキッチンに目が行く、あるいは訪問したお宅で真っ先に確認するのがキッチン、というような場合もリフォーム検討の良い機会です。
もうこれは新しい設備に目を奪われてしまい、他のことに集中していても気になってしょうがない状況です。
10年や20年も経てば、どんなものでも古くなり傷みは目立ちますし、その間に新しい製品が次々と登場しており、新旧で比較するとかなり変化が見られるものです。
水回りの設備は新しい方が美しいのは当然で、目を奪われたり欲しくなるのは自然なことですから、自宅と比べて差が無視できないほど大きいと感じたらリフォームです。

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