マンション 水回りリフォームの注意点!

マンションの場合は一戸建て住宅とは異なる注意点がある。

お洒落で実用的なキッチンや掃除がしやすく節水効果も高いトイレ、暖かい上にジェットバスや浴室乾燥も利用できる浴室など技術の進歩に伴い魅力的な水回りの設備が増加しており、実際に水回りリフォームを行う計画を立てる方も多いですが、現在生活している住環境がマンションである場合は一戸建て住宅とは異なる注意点を意識する必要があります。

集合住宅と一戸建て住宅では様々な違いがある中で根本的に異なるのが、マンションの場合は鉄骨鉄筋コンクリートで建造されている物件が多いのに対し、一戸建て住宅は木造建築が採用されている事例が多い事です。

鉄骨鉄筋コンクリートの物件に対し行われたリフォーム工事の情報を参考にする

そのため、現在では水回りリフォームを検討している場合業者に相談や依頼をする前に個々がインターネットなどを利用して情報収集に努める事が多いですが、仕組みの違いにより木造建築に対して行われたリフォーム工事が鉄骨鉄筋コンクリートの物件には施せない事が珍しくないので、情報収集に努める際には鉄骨鉄筋コンクリートの物件に対し行われたリフォーム工事の情報を参考にしましょう。

また、マンションの場合は自身が生活を営む専有部分の他に同じ物件で生活している方々と共に利用する共用部分がありますが、契約上手を加える事ができるのは専有部分に限られているという事を念頭に置いておく事も大切です。

しかも、専有部分と共用部分は密接な関係性を有しており、その理由は部屋番号が割り振られている一室は専有部分として扱われているものの部屋として成立させるための天井や壁面、床面などは共用部分として扱われているためです。

つまり、契約上手を加えても構わないとされているのは専有部分に限られているので、水回りリフォームに際して天井や壁面、床面を物理的に取り除いたり削るといった施工を行う事はできません。

専有部分に手を加える事ができないという事は、現状の設備をそのまま付け替えられる設備を選ぶ必要性があるという事なので、使い勝手や外見上に魅力を感じた設備があったとしても排水管や水道管の位置などを変更すべく専有部分に穴を開ける必要性が生じる製品は選択肢から外す必要があります。

そして、現代は多くの浴室がユニットバスですが比較的築年数が古いマンションではタイルが使用された在来工法の浴室である事例が多く、在来工法の浴室は浴室内の気温が低くなりやすいのでユニットバスへの水回りリフォームが希望される方が多いですが、在来工法では一部分的に柱などが突出している様子がよく見られるので、在来工法のマンションにユニットバスを導入する際は設置スペースをしっかりと確認しましょう。

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