観光地が充実していて歴史や下町情緒もある墨田区は、魅力的な地域として内外から注目を集めています。
街のシンボル的な建物がありますし、穏やかに流れる隅田川や人々の営みを感じさせる商店街など、どこに目を向けても魅力ばかりです。
東京スカイツリー
魅力溢れる墨田区において、特におススメスポットといえるのは、やはり知名度が高く人気の東京スカイツリーです。
東京スカイツリーは高さ634mを誇る電波塔で、世界一を目指して設計されたことから、一見すると中途半端な数字になっているわけです。
プロジェクトが立ち上げられた当初は610mの予定でしたが、検討に検討を重ねた結果、当時最高の高さを超える634mになった経緯があります。
アクセス良好で周囲には商業施設が充実していますし、東京スカイツリーから望む展望は良く、夜景も楽しめるのがポイントです。
隅田川花火大会
隅田川花火大会は墨田区の名物の1つで、1978年から開催されている、文化と歴史を併せ持つ花火大会です。
場所は隅田川の近辺、浅草や向島方面が中心で、毎回約2万発の花火が盛大に打ち上げられます。
開催は7月の最終土曜日で、毎年100万人に迫る人が地元や各地から集ってきます。
8月に開催される江戸川区花火大会とは良く比較され、東京を代表する花火大会に数えられています。
元々墨田区では花火が名物で、鍵屋や玉屋で知られる掛け声もこのあたりにルーツがあります。
隅田川花火大会の評価は非常に高く、花火大会の眺望を目的にわざわざマンションを購入する人もいるくらいです。
後からマンションが建てられ、花火が見えなくなったと提訴した事例もあるほどですから、本当に隅田川花火大会の人気の高さが窺えます。
江戸東京博物館
江戸東京博物館は1993年に開館した施設で、施設名の通りに東京における江戸の歴史と文化を取り扱い、幅広く公開しているのが特徴です。
JR両国駅より徒歩3分とアクセス性が良く、両国国技館の隣に位置することからも、観光スポットとして定番になっています。
江戸と東京の歴史や文化にまつわる資料を集め、保存や展示を目的に、一般に幅広く公開しているのが魅力です。
建物は日本を代表する建築家の1人、菊竹清訓の手で設計が行われており、個性的なデザインに仕上がっています。
外観が注意を引くのは間違いありませんが、見どころが豊富で目を離すことができないのは展示物の方です。
1階は企画展示室で、5～6階に常設の展示室があって、更に年に数回企画やイベントが開催されますから、こちらも要チェックとなります。
東京ソラマチ
東京ソラマチは、墨田区におけるショッピングやグルメのおススメスポットで、下町の賑わいをテーマにしたショッピングモールです。
300以上の店舗数を誇り、個性や異なる魅力を感じさせるお店が多数待っていますから、ここだけでも長時間過ごせるでしょう。
場所は東京スカイツリータウン内でアクセス良好ですし、休憩スポットとしても魅力的なので、東京ソラマチを覚えておいて損はないです。
また、外国人を含めた観光客が多く足を運び賑わう場所ですから、単体のスポットと考えても十分に期待に応えてくれるはずです。
全国から注目が集まる名店も少なくないので、東京を訪れたら是非足を運ぶべきですし、立ち寄ってお店を利用しないのは勿体ないです。
隅田公園
隅田公園は墨田区の代表的な公園で、近くを隅田川が流れる、穏やかでリラックスできる場所です。
春は桜の名所で夏は隅田川花火大会が開催されますから、年間を通して訪れる人が多く、東京スカイツリーを撮影するスポットとしても人気です。
おススメスポットではありますが、特別なイベントが開催されていなければ、いつでも自分のペースでゆっくりと散歩ができます。
ベビーカーを押す人にも優しい場所なので、隅田公園は子供連れにもおススメします。
近くに東武電鉄が通るので鉄道ファンにも最適ですし、空いている時間帯はジョギングが楽しめるので魅力的です。
